北海道 -Hokkaido-




 北海道は一年中吹雪の吹き荒れる極寒の大地です。気温は、夏の良く晴れた日で0度しかなく、冬場は零下30度にも達します。極めて厳しい自然環境の中にあり、人間が住むような場所ではありません。現在では、札幌市、函館市、網走市にのみ、人間が定住しています。しかし、函館市は独立主権国家であり、観光客が立ち入ることはできず、また、網走市は刑務所しかないため、どちらも一般的な観光客には無縁の場所です。


   【函館市】

 函館市は、別名を「蝦夷共和国」といい、独立主権国家です。日本国内にありながら、中央政府の実効支配が及ばない地です。函館市は「五稜郭」と呼ばれる城郭の中にあり、戊辰戦争を生き残った幕府軍の子孫たちが暮らしています。現在でも日本国と交戦状態にあり、観光客が入国することはできません。


(上:函館市民)


  【網走市】

 北海道のどこかにあるといわれる流刑の地です。網走市には巨大な刑務所が一つあるだけで、交通の便は一切なく、一般人は立ち入ることはおろか、辿り着くことすらできません。

 年中、吹雪が吹き荒れるこの地では、健康な男子でさえ徒歩では10kmも進めません。このため、網走市は陸の孤島と呼ばれ、脱出困難な刑務所として知られています。また、市内には電気が通っておらず、刑務所内の気温は常に零下に達しており、受刑者のほとんどが一年以内に落命します。網走刑務所は事実上の死刑宣告に等しく、多くの受刑者が網走刑務所を恐れる理由となっています。


  【札幌市】

 北海道において、唯一観光可能な都市が札幌市です。とはいえ、自然環境の苛酷さは東京とは比べものにならず、特に冬場の観光は市内であっても凍死者が続出するほど危険なものです。冬場の札幌観光は自殺行為であると弁えてください。ただし、夏場であっても、突発的に気温が下がり、吹雪に襲われるケースもあります。

 いったん吹雪に見舞われると、1メートル先も視認できないほど視界が悪くなりますので、下手に移動すると遭難する恐れがあります。吹雪が発生したならば、その場から動かず、ビバーク(露営)などでやり過ごすして下さい。なお、札幌市も吹雪対策として、首に樽をぶら下げたセントバーナード犬を多数放し飼いにしてありますので、露営中にバーナード犬を見つけたら確実に捕らえるようにしましょう。樽の中にはブランデーが入っています。

 札幌の楽しみはなんと言ってもすすきのです。すすきのとは札幌最大の遊郭街のことです。遊郭は、寒さの厳しい北海道で互いに裸になって身を摺り合わせることから発展した文化と言われます。「体を摺り合せ、凍死の危険を収めること」が詰まって「擦擦危納」となり、そこから「すすきの」という地名に発展しました。

 すすきのは農作物が一切育たない北海道における、ほとんど唯一の収入源です。現に札幌市の8割以上を遊郭が占めています。残りの2割はラーメン屋とカレー屋です。

(上:一般的な札幌市民)


(上:札幌市内で一般的に見られる観光案内所)



  【グルメ】

(上:スープカレー)

 北海道人の主な食べ物は味噌ラーメンとスープカレーです。北海道人は茶色いどろどろとしたものを好むからです。基本的に固形物は口にしません。なお、肉はジンギスカンといわれる羊肉か、もしくはマタギが撃ち殺した熊肉を使います。北海道人は牛や豚は食べません。なお、北海道の自然環境では農作物は一切育たないため、野菜などは100%本州からの輸入に依存しています。

(上:カレー風呂)
 また、北海道においては、生水は全てエキノコックスに感染しています。エキノコックスは煮沸しても死なないため、北海道では水を飲むことはできません。代わりに、北海道人はアザラシの血を飲みます。なお、言うまでもないことですが、蛇口を捻っても年中凍り付いているため何も出てきません。北海道にも入浴の習慣はありますが、真水は使えないため、浴槽にスープカレーを溜めて入浴します。


  【準備】

 北海道は大変寒い地域ですので、耐寒装備は必須となります。また、皮下脂肪も蓄えておくべきです。札幌市内での移動には犬ぞりが必要となりますが、これは市内でレンタルすることができますので、本州から持ち運ぶ必要はありません。


  【イベント】

 すすきのでは、毎年二月の荒れ狂う猛吹雪の中、決死の雪まつりが行われます。雪まつりとは、札幌市民の安全祈願のお祭りで、生贄に選ばれた十数人の処女を生きたまま雪像の中に埋め込み、熊害からの安全を祈願します。毎年、生贄と凍死で数十人の死者を出しますが、これは熊害による年間死亡者数の1割にも満たない数字です。
 誤った迷信に基づく行事として、東京都から非難の声が上がっていますが、北海道は「内政不干渉」として取り合おうとしません。


  【注意点】

 歓楽街が市のほとんどを占めることもあり、札幌市の治安は決して良くありません。観光客をターゲットとしたぼったくりは、遊郭、ラーメン屋、カレー屋を問わず横行しています。必ず現地のガイドを雇い、信用のおける店へ入るようにしましょう。また、市民は耐寒のためウォッカを常飲してますから、基本的に気性が荒く粗暴です。北海道では12歳からアルコールの摂取が認められます。

 他に、市街では徒歩暴走族に気をつけねばなりません。一年中路面が凍結し、自動二輪に乗ることのできない札幌市では、暴走族は徒歩で活動し、大きな声でゴッドファーザーのテーマなどを口ずさみながら街中を闊歩します。大変危険ですので注意しましょう。

(上:マタギ)


(上:人肉を求め、札幌市外を
徘徊する熊)

 北海道では野生動物にも注意が必要です。特に危険なのが、北海道に100万匹ほど生息するヒグマです。マタギと呼ばれる自警団により、市内へのクマの侵入は阻止されていますが、札幌市から一歩でも外に出てしまえば、高い確率でクマに襲われます。札幌市との境界にはバリケードが張られ、有刺鉄線が幾重にも張り巡らされていますから、観光客がうっかり市外に出てしまうことはまずありませんが、泥酔時などは注意して下さい。なお、年に数回、クマの大群によりバリケードが突破されることがあり、その場合は、マタギはもとより、市民にも相当の死傷者が出ます。


 クマの他にはキタキツネにも注意が必要です。キタキツネはエキノコックスという寄生虫に100%感染しており、接触感染はもちろん、場合によっては空気感染もありえますので、キタキツネを目にした場合は、直ちにその場から離れ、しかるべき医療施設にて、必ず感染の有無を検査して下さい。なお、検疫を受けなければ本州へ戻ることはできません。

 また、北海道のどこかでは、老人が自分の所有地を「王国」と言い張り、敷地内で危険な野生動物を多数放し飼いにしているという噂です。真偽の程は確かではありませんが、それらしき場所を見つけても決して近づかないようにしましょう。



(上:札幌市を囲むフェンスの外では、おびただしい数の
熊の群れが人肉を求め徘徊している)




(上:札幌市を熊から守るバリケード。手前の取っ手は
バリケード越しに熊を攻撃するもの。このバリケードは
マタギが管理している)



【観光難易度 ★★★★☆




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